マッドマックス 怒りのデスロード

マッドマックス2以降の世界観を更に強烈にした作品で、砂漠を独特のバリケードを装着したトレーラーやバイクが駆け回る姿は壮観です。

敵の総帥であるイモータンジョーのクレイジーぶりとクレイジーながらも支配者としての考え方はそれなりに持っているあたりも面白いです。

主人公マックスの境遇は作品冒頭からシリーズ最悪といえるほど凄まじい目にあっており、撮影をどうやって行ったのかと思わせる危険なシーンが連続しています。

第二の主人公とも言える脱出を図るグループの女リーダー・フュリオサの自由へのあこがれの反面、達観したようなシーンも非常に印象的です。

時折主人公マックスの回想シーンが現れますが、マッドマックスの1作目を見るとよりこのシーンが響きます。

敵の兵隊であるウォー・ボーイズの独特の信仰や、V8エンジンを称える文化なども強烈な見どころで、何も考えずに見られる迫力の凄まじいアクション映画ながら世界観を探って楽しむことも存分にできる懐のとても深い傑作映画です。